摂食嚥下機能を評価する際に、口のさまざまな機能や状態についての測定を行います。 そのなかの1つに咬合力があります。 もちろん、専門的な機器を用いて咬合力を測定することもできますが、そのような機器がなくてもできる簡単な方法をご紹介します。 酒井さかい未菜みな 歯科衛生士 口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。今回は「残っている歯の本数が咬合力の目安に!」というテーマでお話します。 摂食嚥下機能を評価する際に、口のさまざまな機能や状態についての測定を行います。 そのなかの1つに咬合力があります。 もちろん、専門的な機器を用いて咬合力を測定することもできますが、 そのような機器がなくてもできる簡単な方法を説明しましょう。 それは、残っている歯の本数を数えることです。 ただし、根元だけが残っているような残根と、動揺の激しい歯は除きます。 こうしてカウントした歯が、20本以上ある場合は、高齢者としては一定の咬合力をキープしていると考えてもいいかもしれません。 1つの目安として覚えておいてくださいね。 それでは、また。 前の動画 シルベスター法で大きく呼吸する! 次の動画 デンタルフロスは一気に差し込む?