口腔ケア介助で、実際に口腔内の清掃を始める前に必ず行うことが、口腔内観察です。

口腔内の傷の有無や汚れの状況を確認するのですが、ご利用者さんに口を開けてもらうだけでは、しっかりと確認できません。

今回は、視野を確保して口腔内を観察するための、指の使い方をご紹介します。

土持つちもち賢一けんいち
歯科医師
口腔ケアチャンネルです。今回は「口腔内観察での指の上手な使い方」というテーマでお話しましょう。

口腔ケア介助で、実際に口腔内の清掃を始める前に必ず行うことが、口腔内観察です。

口腔内の傷の有無や汚れの状況を確認するのですが、ご利用者さんに口を開けてもらうだけでは、しっかりと確認できません。

視野を確保して口腔内を観察するための、指の使い方を説明しましょう。

ほほの粘膜に指をかけると、口腔内が見やすくなりますが、このときに指を口角にひっかけたり、指先を曲げたりしてはいけません。

指はまっすぐ伸ばして上下に弧を描くように動かすと、ご利用者さんに負担をかけずに口腔内をしっかり観察できます。

歯や舌の状態を確認するときは、指の腹を下方向に向けてやさしく動かすことで、もう少し口を開いてもらいます。

口腔内観察では、指を曲げずにまっすぐにして動かすことが、ご利用者さんに負担をかけずにしっかり観察できるコツですよ。

それでは、また。