日本人の国民病とも言われる歯周病ですが、歯みがきを怠っていると歯周病のリスクは高くなってしまいます。 でも、どの程度サボっていると、どのくらいのペースで歯周病に進んでいくのでしょうか? 歯周病までの道のりは・・・ 酒井さかい未菜みな 歯科衛生士 口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。今回は「歯みがき停止から歯周病への道のり」というテーマでお話します。 日本人の国民病とも言われる歯周病ですが、歯みがきを怠っていると歯周病のリスクは高くなってしまいます。 でも、どの程度サボっていると、どのくらいのペースで歯周病に進んでいくのでしょうか? 口腔ケアを徹底していただくためにも、歯周病までの道のりの目安を説明しましょう。 専門家による実験データによると、歯みがきをサボり出した当初は、まだ歯肉に大きな変化は見られません。 歯みがきをせずに4日経過すると、歯肉に軽度な炎症が見られるようになります。 そして3、4週間で慢性の歯肉炎の状態になります。その状態をさらに続けると歯周炎に移行し、 歯が抜けることが避けられない状態に近づいていきます。 このように、歯みがきを怠ってしまうと、歯周病は着実に進行してしまいます。口腔ケアはしっかりと行なってくださいね。 それではまた。 前の動画 上顎の汚れと舌の位置は関係ある?マルかバツか? 次の動画 ストレスや喫煙と歯周病の関係?