マヒのある方でも、自分で口腔ケアできるときは、可能な範囲でやっていただくのが基本です。

ただし、マヒの部分によってはみがき残しなどが出やすいので、そんな場所は仕上げみがきをしてあげましょう。

さらに、口唇にマヒのある方はブクブクうがいのときに、しっかりと口を閉じることができないこともあります。

そんな方の場合は・・・

酒井さかい未菜みな
歯科衛生士
口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。今回は「口にマヒのある人のブクブクうがいでの介助ポイント」というテーマでお話します。

マヒのある方でも、自分で口腔ケアできるときは、可能な範囲でやっていただくのが基本です。

ただし、マヒの部分によってはみがき残しなどが出やすいので、そんな場所は仕上げみがきをしてあげましょう。

さらに、口唇にマヒのある方はブクブクうがいのときに、しっかりと口を閉じることができないこともあります。

そんなときは、ご利用者さんが水を含んだあとに、マヒのある側の唇を軽くつまんで口唇閉鎖を介助してあげましょう。

また、うがいの水をしっかりと吐き出すことができずに、口腔内に残ってしまっていることもあります。

その水を誤嚥してしまわないように、うがいのあとの口腔内もチェックし、必要であれば口腔ケアウェットシートなどで水分を拭き取りましょう。

それではまた。