認知症のご利用者さんへの口腔ケアの際は、あいさつをはじめ、接し方に配慮が必要です。 認知症の進行度によって違いはありますが、認知症になると、いつも訪問している相手であっても誰なのかわからなくなることがあります。 そんなときは・・・ 歯科衛生士:酒井 口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。今回は「認知症のご利用者さんへのあいさつのポイント」というテーマでお話します。 認知症のご利用者さんへの口腔ケアの際は、あいさつをはじめ、接し方に配慮が必要です。 認知症の進行度によって違いはありますが、認知症になると、いつも訪問している相手であっても誰なのかわからなくなることがあります。 ですから、ケアで訪問するときは常に初対面のようにていねいに接しましょう。「ケアをさせていただく酒井です。よろしくお願いします」というようにあいさつしましょう。 名刺を渡してあげるのもいいと思います。 そして、認知症の方に限ったことではありませんが、ケアの相手は私たちよりもずっと人生の先輩です。目上の方に対する敬意を忘れないようにしましょう。 親しみをこめたつもりで「おじいちゃん」「おばあちゃん」などと呼びかけてはいけません。しっかりと名前で呼びかけるようにしましょう。 話しかけるとき、話を聞くときは、正面からしっかりと目を見ることも大切ですよ。 前の動画 知ってますか?訪問歯科診療の対象、訪問できる場所 次の動画 初期の認知症の人の歯みがきでは鏡を使って