嚥下障害が疑われるときに行うスクリーニング法の1つに、頸部聴診法というものがあります。 嚥下する前の呼吸音を聴診器で聞き取ります。 では、どこに聴診器を当てればいいか、動画をご覧ください。 歯科衛生士:酒井 口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。今回は「頸部聴診法でスクリーニング!」というテーマでお話します。 嚥下障害が疑われるときに行うスクリーニング法の1つに、頸部聴診法というものがあります。 頸部聴診法で必要なものは、聴診器です。皮膚に当てるチェストピースと呼ばれる部分がなるべく小さいものが理想です。 まずは嚥下する前の呼吸音を聴診器で聞き取ります。チェストピースを当てる場所は、喉頭の横、胸鎖乳突筋の前方あたりが目安です。 嚥下前の呼吸音を確認したら、ご利用者さんに少量の水を飲んでもらいます。 嚥下したことを確認したら、先ほどと同じ場所で呼吸音を確認します。嚥下前と呼吸音が違っていたり、ゴロゴロと音がするような場合は誤嚥を疑うことになります。 前の動画 訪問先で大活躍!携帯型たん吸引器 次の動画 誤嚥の心配ゼロ!ストロー呼吸でブローイング