明らかにドライマウスという人でなくても、高齢になると口のなかは乾燥しがちです。 でも、乾燥の程度を判断するのは、難しいかもしれません。 今回は、口のなかの乾燥度合いを、舌の状態を見て判断する方法をお伝えします。 歯科衛生士:二島 口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。 今回は「口腔内乾燥は舌で判断する!」というテーマでお話しします。 明らかにドライマウスという人でなくても、高齢になると口のなかは乾燥しがちです。でも、乾燥の程度を判断するのは、難しいかもしれません。 今回は、口のなかの乾燥度合いを、舌の状態を見て判断する方法を説明します。 舌が潤っていて、ネバつきのない状態が正常です。 軽度の乾燥状態になると、舌の一部で糸をひくようになり、潤いもやや少なくなります。 そして、中程度の乾燥状態になると、唾液が明らかに少なくなり、舌の表面に細かい泡が見られるようになります。 重度の乾燥状態では、舌の表面がひび割れ、唾液はまったく確認できなくなります。 このような状態は、要注意の乾燥状態です。すぐに水分補給をしましょう。保湿ジェルで口のなかを潤すのも効果的ですよ。 前の動画 入れ歯安定剤、種類ごとの特徴は? 次の動画 え!?親知らずが口臭の原因?