口腔ケアチャンネルです。今回は「いろいろある? 口内炎の種類」というテーマでお話しましょう。
口のなかにできると痛い口内炎。粘膜にぽっこりと白く盛り上がっているのを見つけると憂鬱になりますよね。でも、白くて丸いものだけが口内炎ではありません。
いろいろある口内炎の種類を説明しましょう。
皆さんもよく知っている白く丸いものを「アフタ性口内炎」といいます。ストレスや疲れによってできると言われています。
白ではなく赤く腫れてしまうのが「カタル性口内炎」です。合わない入れ歯などが粘膜を刺激することでできる口内炎です。
粘膜の表面に潰瘍ができてしまうのが「潰瘍性口内炎」です。欠けた歯など、尖っているものが粘膜を刺激することでできます。口内炎のなかでも痛みの強いタイプですから、できてしまったらなるべく早く治療しましょう。
入れ歯と接している部分に、白い点々ができるのが「カンジダ性口内炎」です。入れ歯のカビが原因でできる口内炎です。
今回は代表的な口内炎を4つ説明しましたが、実は口内炎にはほかにも種類があるんです。でも、どんな口内炎も治療の基本は口のなかを清潔にすることと、体の疲れを取ることです。
なかなか治らないときは、ほうって置かずに歯科医師に相談してくださいね。