口腔ケアチャンネルです。今回は「唇を閉じられない人の主な症状」というテーマでお話しましょう。
食事をスムーズに安全にできないことを、摂食・嚥下障害と呼びます。しかし、一口に摂食・嚥下障害といっても、その障害の中身はさまざまです。
唇をしっかりと閉じることができない、というものも摂食・嚥下障害の1つです。これを口唇閉鎖不全といいます。
食事のとき以外で確認できる主な症状は、次の4つです。
常に口を開けている、口のなかが乾燥している、口の周りの筋肉が低下している、マヒや拘縮がある、というものです。
口唇閉鎖不全を改善するためには、唇や舌、ほほの訓練を行います。
例えば、ペットボトル体操や舌のおしくらまんじゅうといった口腔リハビリが効果的ですよ。