口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。
今回は「ドライマウス改善、3つのルール」というテーマでお話しします。
緊張しているときなどに、口のなかが乾燥してしまうことは誰にでもあることです。でも、そんな状態が3ヵ月以上続いているようなら、それはドライマウスです。
ドライマウスを改善するには、次の3つのルールを意識しましょう。
ルール1。保湿剤を活用する。口のなかは潤っていることが理想です。乾いている状態が長く続かないように、保湿剤でこまめに潤しましょう。
ルール2。唾液腺のマッサージを行う。ドライマウスの主な原因は唾液が出にくいことです。
耳下腺、顎下腺、舌下腺の3つは唾液腺を呼ばれる場所で、ここをマッサージすると、唾液が出やすくなるんです。
ルール3。1口で30回噛む。食事のときに、しっかりと噛むことで、唾液腺が刺激され、唾液腺マッサージのときと同じように唾液がたくさん分泌されます。
噛むことは、脳の働きを活発にする効果もあります。食事と食事に間にガムを噛むこともオススメですよ。最近は砂糖が使われていないキシリトール配合のガムなどもありますよ。