熱中症が心配な夏などは、周囲の人も気にしていると思いますが、それ以外の季節は、気づかずにいることもよくあります。 〇〇状態をチェックする10のポイントをご紹介します。 歯科衛生士:二島 高齢者の人は水分を取りたがらない傾向があるうえに、のどの渇きも認識しにくいので、季節や気温にかかわらず脱水状態になっていないか、常に注意が必要です。 歯科医師:土持 じゃあ今回は「もしかして脱水状態? 10のチェックポイント」というテーマでお話しましょう。 のどの渇きは加齢によって自覚しにくくなります。脱水状態になると、いくつかのサインが見られますから、そのような状態になっていたら、脱水状態を疑い、水分補給などを行いましょう。 トイレに行く回数が減った、元気がない、吐き気をもよおす、37度前後の微熱がある。普段の様子でこのようなことが見られたら脱水を疑いましょう。 体に触れたときに確認したいのが、次の3点です。爪を押さえて離しても2秒以内に赤みが戻らない、脇の下が乾いている、腕の皮膚をつまんで離してもシワができたまま。 歯科衛生士:二島 ケアや食事介助のときに気をつけたいのが次の3点です。舌の乾燥、口のなかの乾燥、そして食欲がない。 歯科医師:土持 脱水が確認されたときは、すみやかに水分補給を行ってくださいね。 歯科衛生士:二島 熱中症が心配な夏などは、周囲の人も気にしていると思いますが、それ以外の季節は、気づかずにいることもよくあります。このチェックポイントを覚えておいてください。 前の動画 飲み込みがよくなる舌(ベロ)の押しくらまんじゅう 次の動画 歯みがきのあとのうがいはなるべく少なく?