自分にあった歯ブラシを選ぶには?
- ナビゲーター:小笠
- 今回は、「自分に合った歯ブラシを選ぶには?」というテーマでお話しします。
- アシスタント:田中
- よろしくお願いします。
- ナビゲーター:小笠
- 田中さんは、どのくらいの硬さの歯ブラシを使っていますか?
- アシスタント:田中
- 「ふつう」の硬さのものを使っています。でも、この前、こんな歯ブラシを見つけたので、どっちがいいのかなと思って2本買ったんですけど。。。
- ナビゲーター:小笠
- なるほど、硬さの表示はどちらもふつうですが、その下の説明がSタイプやわらかめ、Mタイプふつう、というように違っていますね。
- アシスタント:田中
- これって、どういうことなんですか?
- ナビゲーター:小笠
- 歯ブラシの毛の硬さの表示は、家庭用品品質表示法というもので定められているんです。このような方法で測定された数値に基いて、やわらかめ、ふつう、かための3段階で表示することになっています。
- アシスタント:田中
- こうして見ると、ふつうの範囲って広いんですね~。
- ナビゲーター:小笠
- そうなんです。だから、同じふつうと表示されている歯ブラシでも、実際に使ってみると、硬さがだいぶ違って感じるものがあります。そこで、家庭用品品質表示法での表示とは別に、ソフトな硬さのSタイプとか、ミドルな硬さのMタイプというように、メーカー独自のブラシの硬さについての説明をつけるようになったんです。
- アシスタント:田中
- なるほど、定められた表示法によると、どちらもふつうだけど、こっちはやわらかめ、こっちはふつうというように、実際には毛の硬さが違いますよ、と教えているんですね。
- ナビゲーター:小笠
- そうです。ただし、これはメーカーがそれぞれに表現しているものですから、絶対的な基準ではありません。実際に使用してみないと、わからない部分が多いと思います。
- アシスタント:田中
- はい。
- ナビゲーター:小笠
- だから、歯ブラシを選ぶときは、自分に合ったふつうの硬さ、を見つける必要があるんですね。
- アシスタント:田中
- よくわかりました。ありがとうございました。