呼吸機能をアップする紙風船相撲
- アシスタント:田中
- 先生、それどうしたんですか?
- ナビゲーター:土持
- あ、近所の100円ショップで見つけて、懐かしかったんで、ついつい買っちゃいました。子供のころに、よく遊んだんですよ。
- アシスタント:田中
- へえーそうなんですか。私は遊びませんでした。ジェネレーションギャップですね(笑い)
- ナビゲーター:土持
- せっかくですから、これを使って口腔機能訓練をしちゃいましょう。今回は「呼吸機能をアップする紙風船相撲」というテーマでお話ししましょう。用意するものは、紙風船1つ、ストロー2本、B4サイズの用紙2枚です。B4サイズの用紙には、このように線を引いておいてください。ここが相撲をする土俵です。
- アシスタント:田中
- まずは紙風船を膨らますんですね?
- ナビゲーター:土持
- そうです。訓練はもう始まっていますよ。これはブローイングの訓練になるんです。準備ができたら、紙風船を土俵の真ん中に置いて勝負しましょう。ストローで相手の陣地に吹き込むんです。試合時間は15秒間。終了時点で、相手の陣地に紙風船を入れられた方の勝ちですよ。
- アシスタント:田中
- よーし、先生、勝負です。
- ナビゲーター:土持
- よーい、スタート!
- アシスタント:田中
- あー、疲れた。やってみてわかりましたが、これは口の周りのさまざまな筋肉を鍛えるだけでなく、呼吸をコントロールする訓練にもなりますね。
- ナビゲーター:土持
- そうですね。
- アシスタント:田中
- よくわかりました。ありがとうございました。