食事介助をするときの体勢は?
- ナビゲーター:土持
- 今回は口腔ケアクイズです! さて問題! 食事介助をするときの体勢は? A:立って行う、B:座って行う、C:ご利用者さんと目線が同じになる体勢で行う
- アシスタント:田中
- これは・・・BじゃなくてC!
- ナビゲーター:土持
- 正解! 食事介助では、ご利用者さんと同じ目線で行うことが基本です。ご利用者さんが座っているときは、当然座って行います。寝たきりのベッドで行う場合など、ご利用者さんの目線の高さによっては、立って行うときもあるかもしれません。
- アシスタント:田中
- はい。座るか立つかはどちらでもよくて、大切なのは目線を合わせることですね?
- ナビゲーター:土持
- その通り!
- アシスタント:田中
- でも、目線を合わせるのが、なんでそんなに重要なんですか?
- ナビゲーター:土持
- 目線を合わせずに、このように立ったままで食事介助をしようとすると、ご利用者さんの顔も上を向いてしまうからです。こうして食事をしようとすると、誤嚥しやすくなりますからね。
- アシスタント:田中
- なるほど。
- ナビゲーター:土持
- 同じく、ご利用者さんの口元にスプーンなどで食べ物を運ぶときも、口の位置より上ではなく、下から運ぶようにしてくださいね。これも、ご利用者さんの顔が上を向いてしまわないための大切なポイントですよ。
- アシスタント:田中
- よくわかりました。ありがとうございました。