歯ブラシの「わき」「かかと」「つま先」を上手に使ってみがく
- ナビゲーター:小笠
- 今回は『歯ブラシの「わき」「かかと」「つま先」を上手に使ってみがく』というテーマでお話しします。
- アシスタント:田中
- お願いします。
- ナビゲーター:小笠
- 歯みがきでは、歯の裏側や歯と歯の間などが、みがきにくくて苦労することがよくあります。でも、歯ブラシの当て方をちょっと工夫するだけで、みがきにくい場所も、上手にみがけるようになりますよ。
- アシスタント:田中
- 歯ブラシの当て方を工夫するんですか?
- ナビゲーター:小笠
- そうです。歯ブラシの毛先の部分をヘッドと呼びますが、今回は、ここをもう少し細かくわけて考えます。まずは、ヘッドの両端を「わき」と呼びます。そして、先の部分を「つま先」、うしろの部分を「かかと」と呼びます。この部分を意識して、歯に当てるようにするんです。
- アシスタント:田中
- じゃあ、歯の裏側はどこを当てるんですか?
- ナビゲーター:小笠
- 上の歯の裏側をみがくときは、「つま先」を当ててみがきます。こうすれば、歯ブラシの先が上あごにぶつかることもありませんから、スムーズにみがけますよ。
- アシスタント:田中
- なるほど。下の歯の裏側も同じですか?
- ナビゲーター:小笠
- いいえ、下の歯の裏側は「かかと」を当ててみがきます。上の歯の裏側よりも下の歯の方が見やすいですから、かかとを当てても歯ブラシの先が下あごにぶつかることはありません。
- アシスタント:田中
- では、「わき」を当てるのは、どこをみがくときですか?
- ナビゲーター:小笠
- 歯と歯の間をみがくときです。このように歯ブラシをたてにして、歯と歯の間に「わき」を当てるんです。こうすれば、上手にみがけますよ。
- アシスタント:田中
- 歯ブラシ1本でも、当て方を工夫すれば、こんなに細かくみがけるんですね。
わかりました。ありがとうございました。