「パタカラ」と発声するパタカラ体操は、人気のお口の体操です。 しかし、お口になんらかの問題があるときは、「パタカラ」と上手に発音できません。 今回は、「パタカラ」の発声でお口の問題点を発見する方法をご紹介します。 アシスタント:田中 先生、「パタカラ」と発声するパタカラ体操は、お口の体操のなかでも人気があるみたいですよ。でも、なかには「パタカラ」をうまく発音できない人がいるみたいなんです。 ナビゲーター:小笠 そうですね。口の動きに問題のある人は、上手に「パタカラ」と発音できないかもしれません。その様子を観察すれば、どこに問題があるのか、ある程度の判断ができますね。 今回は、「パ・タ・カ・ラでわかる口の問題点」というテーマでお話ししましょう。 パタカラ体操の「パタカラ」という発音は、口になんらかの問題があるときは、上手に発音できません。例えば、「パ、タ、カ、ラ」を「ファ、サ、ハ、ア」と発音してしまう人がいます。こんな人は、唇や舌の動きに問題がある可能性大です。 アシスタント:田中 「パタカラ」が「ファサハア」になっちゃう人は、唇と舌に問題があるんですね? ナビゲーター:小笠 そうですね。「パ」という発音は、唇としっかりと閉じなくてはできません。唇がしっかり閉じていないと「ファ」という発音になってしまうんです。 アシスタント:田中 「パ、パ、パ」、「ファ、ファ、ファ」。本当ですね! ナビゲーター:小笠 さらに、舌の動きに問題のある人は、「タカラ」が「サハア」になってしまうんです。「タ」が「サ」になってしまのは、舌の先を上手に動かせない人。「カ」が「ハ」になってしまうのは、舌の根元を上手に動かせない人です。 アシスタント:田中 「タ、タ、タ」、「サ、サ、サ」。「カ、カ、カ」、「ハ、ハ、ハ」。本当だ。 ナビゲーター:小笠 そして、「ラ」は、舌を反らせて発音するんですが、これがうまくできない人は「ア」という発音になってしまうんです。 アシスタント:田中 「ラ、ラ、ラ」「ア、ア、ア」そうですね! ナビゲーター:小笠 パタカラ体操のときに、うまく発音できない人がいたら、どの言葉を苦手にしているか観察してみましょう。そうすれば、その人の口の問題点を見つけることができますよ。 アシスタント:田中 よくわかりました。ありがとうございました。 前の動画 誤嚥しやすい、のどに詰まりやすい食べ物 次の動画 入れ歯の人の口内炎対策