ドライマウスに悩まされているご高齢の方は、少なくありません。

加齢によって唾液の分泌量が減少してしまうために、口腔内は乾燥しやすくなってしまうからです。

では、どのぐらい唾液の量は減少してしまうのでしょうか?

土持つちもち賢一けんいち
歯科医師
口腔ケアチャンネルです。今回は「こんなに減るの?加齢による唾液分泌量の変化」というテーマでお話しましょう。

ドライマウスに悩まされているご高齢の方は、少なくありません。

加齢によって唾液の分泌量が減少してしまうために、口腔内は乾燥しやすくなってしまうからです。

若い人の場合、1日の唾液分泌量は1.5から2リットルほどあると言われています。

ところが高齢になるとその量が800ミリリットルほどにまで減少するといいます。

また、服用している薬の副作用で唾液分泌がさらに減少しているケースもあるでしょう。

ご高齢の方は、こまめに水分を補給し、加えて唾液腺マッサージなどを行って口腔内を乾燥させないように意識してくださいね。

それでは、また。