認知症のご利用者さんの口腔ケアでは、ご本人に「これから口腔ケアを行う」ことを理解し、了解してもらうことが大切です。 認知症の方の場合は、言葉だけではなかなか伝わらないことも多いため、五感に訴えかけることがコツです。 例えば・・・ 土持つちもち賢一けんいち 歯科医師 口腔ケアチャンネルです。今回は「認知症の人に口腔ケアを理解してもらうためのコツ」というテーマでお話しましょう。 認知症のご利用者さんの口腔ケアでは、ご本人に「これから口腔ケアを行う」ことを理解し、了解してもらうことが大切です。 認知症の方の場合は、言葉だけではなかなか伝わらないことも多いため、五感に訴えかけることがコツです。 歯ブラシなどを見せる、歯みがきをしているジェスチャーを見せるという視覚に訴えることは基本中の基本ですね。 ほかにも、使い慣れた歯みがき粉の匂いをかいでもらうというように嗅覚に訴える方法があります。 さらには、歯ブラシやコップをご本人に持ってもらうというように触覚に訴える方法もよいでしょう。 本人が口腔ケアを行うことを了解できれば、覚醒も促され、誤嚥などの事故も起こりにくくなります。 それでは、また。 前の動画 ブリッジの人はフロスを使えない? 次の動画 消化を促進!上体運動