知覚過敏を予防する縦みがきのテクニック
- アシスタント:田中
- 先生、歯みがきで横みがきばかりしていると、知覚過敏になりやすいって聞いたんですけど、本当ですか?
- ナビゲーター:小笠
- 横みがきがダメというわけではありませんよ。
ただし、横みがきは、力を入れてしまいがちなので、それを続けていると知覚過敏になりやすいかもしれません。みがく場所によって、縦みがきなど、ほかの磨き方も使い分けるのがいいですね。
- アシスタント:田中
- 先生、その磨き方、教えてください!
- ナビゲーター:小笠
- そうですね。じゃあ、今回は、「縦みがきのテクニック」というテーマでお話ししましょう。
歯ブラシの基本的な使い方は、歯と歯ぐきの間に45度の角度で当てて、小刻みに動かすことです。
でも、歯並びや歯の形は、一人一人違うので、万能の磨き方はありません。その人にあった磨き方を工夫する必要があるんです。
- アシスタント:田中
- そうなんですね。
- ナビゲーター:小笠
- 歯並びの悪い人などが、横みがきばかりしていると、まったく磨けなかったり、逆に力がかかり過ぎてエナメル質が削れてしまったりする歯がでてきます。こんな磨き方を続けていると、虫歯ができたり知覚過敏になったりすることがあるんです。
- アシスタント:田中
- そんな場合は、どうすればいいんですか?
- ナビゲーター:小笠
- 歯並びが不規則な部分を磨くときは、縦みがきがオススメです。歯ブラシを縦にして、歯の向きや生え方に合わせて、1本ずつ磨いていく方法です。
- アシスタント:田中
- これなら、1本1本丁寧に磨けますね!
- ナビゲーター:小笠
- 1本の歯を左右にわけて、角度を変えながら磨いていくのがコツですね。このような磨き方も取り入れて、歯みがきをしてみてくださいね。
- アシスタント:田中
- わかりました。ありがとうございました。