口腔ケアチャンネルです。今回は「噛んでいる歯の本数と体の関係 」というテーマでお話しましょう。
歯周病が全身の健康に影響を及ぼすという話、聞いたことがありますよね?
同じように、歯が何本残っているかということも全身の健康に大きく影響するんです。
歯が残っている本数が多ければ多いほど寿命が長くなる、というデータがあります。男性の場合、60歳以上になるとその傾向が顕著になり、80歳以上になると男女ともにその傾向が明らかになるんです。
さらに、寿命だけでなく、認知症の発症や転倒の危険も少なくなります。
ただし、歯を失ってしまった人も悲観することはありません。しっかりと合った入れ歯を使っていれば、病気や死亡のリスクは少なくなります。
理想は歯を失わないことですが、残念なことに失ってしまった場合でも、合った入れ歯でしっかりと噛めていれば健康に過ごせる確率が高くなるんです。