顎の関節などに問題はないけど、認知症などのために開口の動作を行ってくれない人、いますよね。 このようなケースで、その人が総入れ歯であるなら、比較的簡単に開口してもらえるテクニックがあるんです。 そのテクニックとは? 歯科衛生士:酒井 口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。今回は「総入れ歯の人の開口テクニック」というテーマでお話します。 顎の関節などに問題はないけど、認知症などのために開口の動作を行ってくれない人、いますよね。 このようなケースで、その人が総入れ歯であるなら、比較的簡単に開口してもらえるテクニックがあるんです。 総入れ歯の人の下の入れ歯を持って、横にグラグラと揺らしてみてください。すると、不思議なことに口を開いてくれますよ。 実は、入れ歯を動かすことで、入れ歯自体がご利用者さんのKポイントを刺激しているんです。 Kポイントとは、奥歯の奥にあるポイントで、そこが刺激されると反射的に口を開く、というポイントなんですよ。 通常は人差し指をそのポイントまで差し込んで、指先で刺激する必要があるんですが、総入れ歯の人なら、このような方法でKポイント刺激ができてしまうんです。 前の動画 顎関節症かも?チェックポイント4つ 次の動画 オーラルフレールって何?