摂食嚥下機能を改善するため、さらに筋肉の廃用予防のためにも、筋肉のアイスマッサージは効果があるんです。 筋肉のアイスマッサージを行うときは、アイスクリッカーという器具を用います。 このアイスクリッカーがないときには、 歯科衛生士:酒井 口腔ケアチャンネルです。今回は「摂食嚥下機能を改善するアイスマッサージ」というテーマでお話しましょう。 摂食嚥下機能を改善するため、さらに筋肉の廃用予防のためにも、筋肉のアイスマッサージは効果があるんです。 筋肉のアイスマッサージを行うときは、このようなアイスクリッカーという器具を用います。このなかに氷と食塩を3対1位の割合で入れます。これを何回か振って冷たくしてから使うんです。 アイスクリッカーが用意できないときは、飲み口の広いキャップ付きの缶コーヒーの空き缶に、氷と食塩を入れて代用してくださいい。 アイスマッサージを行う場所は、咬筋、アゴの下の筋肉、のどの筋肉です。 常に冷たいところが当たるようアイスクリッカーを転がしながら動かします。咬筋は耳の前辺りから下アゴの外側辺りにあるので筋肉に沿って上下に動かします。 アゴの下の筋肉はアゴのラインに沿って前後に動かします。 のどの筋肉は首筋に沿って上下に動かしましょう。それぞれ30往復くらい行うのが目安ですよ。 前の動画 安全においしく食べるためのごっくん&セキばらい訓練 次の動画 ご利用者さんのタイプ別ケアポジションの作り方