口腔ケアチャンネルです。今回は「知覚過敏それともむし歯?」というテーマでお話しましょう。
歯が痛い、というとき、皆さんまずはむし歯を疑うと思います。でも、診察してみたらむし歯ではなく知覚過敏だった、ということもよくあるんです。
今回は、自分である程度判断できる、むし歯と知覚過敏の症状の違いを説明しましょう。
まずは痛みの現れ方です。むし歯の痛みは慢性的、持続的に感じますが、知覚過敏の痛みは一時的です。知覚過敏では、冷たいものや熱いものを飲んだとき、歯に冷たい風が当たったときに痛みを感じることがよくあります。
痛む歯をたたくと響くように痛むのがむし歯、たたいても痛みを感じないのは知覚過敏です。
また、むし歯はどこの歯でも発生しますが、知覚過敏は一般的に左右の3番、4番、5番の歯で発症することが多いようです。
もちろん、これで絶対的な判断ができるわけではありませんが、歯科医院に行く前の簡単な自己診断法として覚えておくといいですよ。