食事介助前のチェックポイント
- ナビゲーター:小笠
- 今回は「食事介助前のチェックポイント」というテーマでお話します。
- アシスタント:田中
- よろしくお願いします。
- ナビゲーター:小笠
- 高齢者になると、大半の人は摂食・嚥下機能が低下してきます。食事介助の際には、誤嚥を予防するためにも、次のような点をチェックしましょう。
- アシスタント:田中
- はい。
- ナビゲーター:小笠
- まずは、ご利用者さん本人の状態をチェックします。しっかり目を覚ましていますか? 口が乾燥していませんか? 入れ歯はしっかり着いていますか? 全身状態は安定していますか? トイレは済ませましたか? といった項目をチェックしましょう。
- アシスタント:田中
- ご利用者さんが、食べる準備をできているかをチェックするんですね?
- ナビゲーター:小笠
- そうです。次に食事の環境をチェックします。食事をするテーブル、イスの高さは適切ですか? テレビがついているなど、食事に集中できないものがありませんか? 食事の温度や形態が適切ですか? 介助に必要な食器やスプーンなどの準備ができていますか? 食事する姿勢が整っていますか? といった項目をチェックしましょう。
- アシスタント:田中
- はい。ご利用者さんに安全に、そして楽しんで食事をしていただくためには、こうした配慮が必要なんですね?
- ナビゲーター:小笠
- そうですね。
- アシスタント:田中
- よくわかりました。ありがとうございました。