介助者のための歯ブラシの選び方
- ナビゲーター:土持
- 今回は「介助者のための歯ブラシの選び方」というテーマでお話します。
- アシスタント:田中
- お願いします。
- ナビゲーター:土持
- 自分にあった歯ブラシを見つけるのは、そんなに難しいことではありません。それぞれ、毛先の硬さや柄の形、ヘッドの大きさなど、好みは違うでしょうが、歯ブラシにはいろいろな種類のものがありますから、きっと自分好みのものが見つかるはずです。
- アシスタント:田中
- はい、私は○○で、△△なものを愛用しています!
- ナビゲーター:土持
- でも、ご利用者さんの歯みがきを介助するような場合は、どんな歯ブラシを選んだらいいんだろう、と悩んでしまうことが多いと思います。そこで、今回は介助用の歯ブラシ選びの目安を紹介します。
- アシスタント:田中
- はい。
- ナビゲーター:土持
- まずは、歯ブラシのヘッドは小さめのものを選びましょう。ご利用者さんには、口を大きく開けるのが難しい人が多いと思います。ヘッドの小さな歯ブラシなら、口を大きく開けてもらわなくても、口のなかで小回りが利きますから、みがきやすいですよ。大人用ではなく、子供用の歯ブラシを愛用している方もいらっしゃいますね。
- アシスタント:田中
- 毛先の硬さは、人によって好みが違いますよね。
- ナビゲーター:土持
- そうですね。でも、介助みがきの場合は、ご利用者さんの歯肉を痛めてしまうことのないように、とてもやわらかいタイプのものがお勧めです。最近は、「かため」「ふつう」「やわらかめ」の3段階から、さらにやわらかいタイプの歯ブラシがあります。こういった、毛先がとってもやわらかいタイプの歯ブラシなら、安心です。
- アシスタント:田中
- ほかにはありますか?
- ナビゲーター:土持
- これは、介助者の方の好みで構いませんが、柄の形がまっすぐなストレートタイプの歯ブラシの方が、ご利用者さんの口のなかの、ねらった場所をしっかり掃除できる、という声もありますね。介助用の歯ブラシの選び方がわからない、というときは、1つの目安にしてみてください。
- アシスタント:田中
- はい、わかりました。ありがとうございます。