うつ状態の人と口腔ケア

気分が塞ぎ込む、興味や喜びを感じない、集中できない、よく眠れない、
食欲がわかない・・・など

この様な症状がほとんど毎日続く場合は、うつ状態の可能性があります。

どう口腔ケアで接すればいいのか？不安ですよね。

ぜひ、こちらをご覧ください。

ナビゲーター：小笠: 今回は「うつ状態の人と口腔ケア」というテーマでお話します。
アシスタント：田中: お願いします。
ナビゲーター：小笠: 高齢者のうつ病は、典型的なうつ症状を示す人は少なく、全体の３分の１から４分の１程度と言われています。気分低下やうつ思考が目立たず、意欲や集中力の低下や認知機能の低下が目立つことが多いようです。
アシスタント：田中: うつ状態の人は、自分で口腔ケアをできるんですか？
ナビゲーター：小笠: ほかに障害や病気がなければ、自分で口腔ケアをできますが、無気力になってしまった場合は、自分で口腔ケアを行おうとしなくなってしまいます。
アシスタント：田中: そんなときは、無理強いしてはいけませんよね？
ナビゲーター：小笠: そうですね。ただし、うつ状態の人は、規則正しい生活を送ることで、うつ状態から回復していくこともありますので、口腔ケアの習慣がその助けになると理想的ですね。
アシスタント：田中: はい。
ナビゲーター：小笠: また、うつ状態の原因が口臭だった、というケースも中にはあるんです。口臭によって、人と接するときに顔を背けられたりすることで、孤独感や疎外感を感じたことがきっかけでうつ状態になってしまう、というケースです。
アシスタント：田中: 口腔ケアで口臭がなくなれば、もうそんな思いをすることもなくなりますよね。
ナビゲーター：小笠: そうですね。うつ状態に人にとって、口腔ケアはこのように重要な関連があるんですよ。
アシスタント：田中: よくわかりました。ありがとうございました。