のど筋肉を鍛えるおでこ体操

食事中によくむせる、食後に声がガラガラになる、
という人は「ごっくん」と飲み込む力の弱い人です。

飲み込んだつもりでいても、食べ物がのどに残っていて、
誤嚥を起こしてしまいがちです。

今回は、おでこを使って”飲み込む力”を鍛える方法をご紹介します。

ナビゲーター：小笠: 今回は「のど筋肉を鍛えるおでこ体操」というテーマでお話します。
アシスタント：田中: お願いします。
ナビゲーター：小笠: 食事中によくむせる、食後に声がガラガラになる、という人は「ごっくん」と飲み込む力の弱い人です。こんな人は、飲み込んだつもりでいても、食べ物がのどに残っていて、誤嚥を起こしてしまいがちなんです。
アシスタント：田中: のどの筋肉を鍛えることで、飲み込む力が強くなるんですね。
ナビゲーター：小笠: そうです。
アシスタント：田中: どうやってやるんですか？
ナビゲーター：小笠: まずは、イスにしっかりと腰掛けてください。そして、片方の手をおでこに当てて頭を強く押します。頭を押す力に抵抗するように、おへその辺りを見ようとして、下を向くんです。このときに、もう一方の手でのどの辺りを触ってみてください。
アシスタント：田中: のどの筋肉がすごく強ばって、硬くなっています。
ナビゲーター：小笠: これを５回やってみましょう。１、２、３、４、５、はい、お疲れ様でした。次は、５秒間継続してみましょう。１、２、３、４、５、はい、お疲れ様でした。
おでこ体操は、座った状態で誰でも簡単にできる体操ですから、ぜひ試してみてください。食事の前に行うと、効果的ですよ。
アシスタント：田中: はい、ありがとうございます。