唾液の分泌量が減少して口腔内が乾燥するドライマウスとは逆に、唾液が過剰に分泌される流涎というものがあります。 摂食嚥下障害の人が流涎に悩まされるようになると、誤嚥のリスクがさらに高くなってしまいます。 流涎の対策には・・・ 土持つちもち賢一けんいち 歯科医師 口腔ケアチャンネルです。今回は「流涎には唾液腺のアイスマッサージ」というテーマでお話しましょう。 唾液の分泌量が減少して口腔内が乾燥するドライマウスとは逆に、唾液が過剰に分泌される流涎というものがあります。 摂食嚥下障害の人が流涎に悩まされるようになると、誤嚥のリスクがさらに高くなってしまいます。 流涎には、唾液腺のアイスマッサージを試してみましょう。 ビニール袋などに氷を入れて耳下腺、顎下腺、舌下腺の3箇所に当てて、回すようにマッサージをします。 1箇所につき10〜15秒ほど、3箇所の唾液腺を交互にマッサージします。皮膚が赤くなるくらい、5分ほど行いましょう。 それでは、また。 前の動画 花粉症の季節に唾液腺マッサージ 次の動画 片マヒの人の入れ歯脱着のポイント