口腔ケアは食後と就寝前に行うのが基本です。

しかし、ご利用者さんの体調やご家族・介護スタッフの事情などで、

口腔ケアは１日に１回しかできない、という場合もあります。

不安な方は、ぜひ、こちらの動画をご覧ください。

ナビゲーター：小笠
今回は「口腔ケアを１日に１回しかできない場合」というテーマでお話します。
アシスタント：田中
お願いします。
ナビゲーター：小笠
口腔ケアは食後と就寝前に行うのが基本です。でも、ご利用者さんの体調やご家族・介護スタッフの事情などで、口腔ケアは１日に１回しかできない、という場合もあるでしょう。
アシスタント：田中
そうですよね。毎日、理想的な口腔ケアができるとは限りませんよね。
ナビゲーター：小笠
１日に１回しか口腔ケアができない場合は、就寝前に丁寧に行いましょう。歯みがきと粘膜清掃、そして保湿まで、しっかりお願いします。
アシスタント：田中
食後ではなく、就寝前なんですね？
ナビゲーター：小笠
そうなんです。実は、口のなかの細菌の数は食後にもっとも少なくなり、次の食事までの間に徐々に増えていくんですね。これは、食事のときに出る唾液によって、口のなかの細菌が洗い流されるからです。だから、食後の口腔ケアは主に食べ残しの清掃が目的なんです。
アシスタント：田中
そうなんですね。
ナビゲーター：小笠
眠っている間は唾液の分泌が少なくなるため、細菌が大量に繁殖するんです。それを防ぐためには、就寝前に口腔ケアを行い、口のなかをキレイにして、しっかりと保湿しておくことが大切ですね。
アシスタント：田中
よくわかりました。ありがとうございました。

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