訪問歯科診療では、何をしているの？

訪問診療には、むし歯の治療や入れ歯の作成、調整といった以外にもニーズが高まってきている分野があります。

ナビゲーター：小笠: 今回は、「居訪問歯科診療では、何をしているの？」というテーマでお話しします。
アシスタント：田中: よろしくお願いします。
ナビゲーター：小笠: 田中さん、質問です。歯科診療といわれて思いつくのは、どんなことですか？
アシスタント：田中: むし歯の治療や歯周病の治療でしょうか？
ナビゲーター：小笠: そうですね。これらに加えて、入れ歯の作成や調整などが挙げられると思います。そして歯科診療は、「診察」「診断」という段階を経て、治療を行います。
アシスタント：田中: まずは、「診察」、次に「診断」ですね？
ナビゲーター：小笠: そうです。病気の有無や病状の判断のために、身体を調べたり質問したりするのが「診察」、診察によって健康状態や病気の種類・症状などを判断するのが「診断」です。
アシスタント：田中: そのあとで治療ですね？
ナビゲーター：小笠: そうです。ただし、これは「外来での診療」の流れです。
アシスタント：田中: 訪問診療では違うんですか？
ナビゲーター：小笠: そうです。訪問診療では、この診療に、ケアとリハビリテーションが加わります。診療とケアとリハ、この３つを「在宅歯科診療」の３分野といいます。
アシスタント：田中: 訪問診療では、外来で行うような「診療」に加えて、ケアとリハビリテーションがあるんですね！
ナビゲーター：小笠: そうです。
アシスタント：田中: よくわかりました。ありがとうございました。