認知症の方など、口の機能に問題はないのに、なかなか口を開いてくれないことがあります。 ところが、まれに口を閉じてくれないというケースもあるでしょう。 こんなときに注意したいのが・・・ 歯科医師:土持 口腔ケアチャンネルです。今回は「注意!高齢者のあご関節の脱臼」というテーマでお話しましょう。 認知症の方など、口の機能に問題はないのに、なかなか口を開いてくれないことがあります。 ところが、まれに口を閉じてくれないというケースもあるでしょう。こんなときに注意したいのが、あご関節の脱臼です。 ひざや股関節などと同じく、あごの関節も加齢とともにすり減っていきます。 そのために、あくびなどで口を大きく開けたときなどに、あごの関節が外れてしまうことがあるのです。 あご関節の脱臼は早めに対応すれば元に戻すことは簡単ですが、気づかずに放置してしまうと、元に戻らなくなってしまう可能性もあるんです。 認知症の方などは、あごが外れたことも伝えられない場合があるので、口を開けてぼーっとしているようなときは、あご関節の脱臼も疑ってみてくださいね。 前の動画 姿勢が安定しない人には正面からケアを行う? 次の動画 舌打ちじゃありません!舌の筋トレです!