スプーンやはしを使うのが苦手だったり、手の可動域が狭くなった人などによく見られるのですが、口を食べ物に近づけて吸いながら食べる人がいらっしゃいます。 でも、吸いながら食べる食べ方は、危険です。 なぜなら・・・ 歯科衛生士:酒井 口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。今回は「吸いながら食べるのはNG」というテーマでお話します。 スプーンやはしを使うのが苦手だったり、手の可動域が狭くなった人などによく見られるのですが、口を食べ物に近づけて吸いながら食べる人がいらっしゃいます。 これは、スプーンやはしを動かすよりも、口を食べ物に近づけた方が楽なために、やってしまいがちな動作です。 でも、吸いながら食べる食べ方は、間違ってそのままのどに入ってしまい、窒息を起こすリスクがあるのです。 窒息することがなくても、飲み込むタイミングが合わないと誤嚥してしまうことも多いので、オススメできない食べ方です。 大変なことだとは思いますが、手の可動域が狭いような人も、しっかりと口元に食べ物を運んで食べるようにしてくださいね。 前の動画 フードテストのやり方 次の動画 パーキンソン病の人の食事介助では水分摂取に注意?