スクリーニングテストで嚥下機能をある程度見極められたら、入れ歯の適合状態と合わせて考えることで、嚥下食の形態を判断することができます。 食物形態選定チャートに照らし合わせると、次のように判断することができます。 こちらをご覧ください。 歯科衛生士:酒井 口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。今回は「水飲みテストと義歯適合で判断する嚥下食」というテーマでお話します。 スクリーニングテストで嚥下機能をある程度見極められたら、入れ歯の適合状態と合わせて考えることで、嚥下食の形態を判断することができます。 嚥下食ドットコムで紹介している食物形態選定チャートに照らし合わせると、次のように判断することができます。 水飲みテストをクリアし、入れ歯も適合している人は常食または軟菜食になります。 水飲みテストをクリアしたものの、入れ歯が適合していないために咀嚼に苦労している人は、ソフト食、きざみ食、またはピューレになります。 水飲みテストで複数回の嚥下になってしまった人は、嚥下食IIと呼ばれる不均一なゼラチン寄せの嚥下食になります。 ただし、これらは全身の状態が安定していて、本人にお口で食べたいという意欲がある場合、という条件がつきます。 前の動画 水飲みテストのやり方 次の動画 あごの先の筋肉は咀嚼には関係しない?