合わなくなった義歯、絶対に捨てないで！

作ったときにはしっかり合っていた入れ歯も、年月がたつと合わなくなることがあります。加齢によって、歯茎がやせてきたりするためです。

もう痛くて使っていられない。新しい入れ歯を作った方がいい、というような場合でも、その入れ歯を捨てたりしないでくださいね。

なぜなら、新しく入れ歯を作ることになったとしても、それまで使っていた入れ歯が新しい入れ歯作りに役立つからです。

入れ歯は作ってすぐにぴったり合う、ということはまずありません。何度も細かく調整を重ねながら適合する入れ歯に仕上げていくことが重要です。

以前の入れ歯を参考にすることで、こうした調整の回数を少なくして、より適合しやすい入れ歯を作ることができるんです。

それに、合わないと思っていても、ちょっと調整を加えるだけで、びっくりするくらい快適に使えるようになったというケースもありますよ。

だから、合わないものも含めて入れ歯は大切にしてくださいね！