風邪をひいたりしたときによく起こるのが、副鼻腔炎です。 副鼻腔というのは、上顎の奥歯に近い場所にあるため、むし歯の痛みと勘違いしやすいんです。 では、なぜ勘違いしやすいのでしょうか? 歯科医師:土持 口腔ケアチャンネルです。今回は「鼻炎が起こす歯の痛み?」というテーマでお話しましょう。 風邪をひいたりしたときによく起こるのが、副鼻腔炎です。 副鼻腔というのは、上顎の奥歯に近い場所にあるため、むし歯の痛みと勘違いしやすいんです。 副鼻腔炎によって起こる歯の痛みとは、このようなものです。 副鼻腔炎によって歯の周りにある歯根膜にまで炎症が広がると、ものを噛んだときに痛みが出ます。 また、副鼻腔炎の炎症が歯の根元を圧迫しているときは、歯が浮いたように感じることもあります。 さらに、むし歯のように特定の1本が痛むのではなく、2、3本の歯がまとめて痛むのも副鼻腔炎による歯痛の特徴ですよ。 前の動画 つまようじ法ブラッシングはむし歯予防に効果? 次の動画 自分でもしている?歯ぎしりセルフチェック9