口腔ケアチャンネルです。今回は「口が痛い!? 口腔カンジダ症って?」というテーマでお話しましょう。
口や舌の痛みは一時的なものが多く、ドライマウスや亜鉛不足といったケースが多いのですは、粘膜に異変があるようなときは口腔カンジダ症の疑いがあります。
口腔カンジダ症とは、口のなかにあるカンジダ菌というカビの一種が粘膜などに感染して発症する病気です。
病原性は弱いために、健康なときに発症することがありませんが、免疫力が低下したときなどに発症します。
口腔カンジダ症には、粘膜や舌に白い苔のようなものが点々と現れる偽膜性カンジダ症と、粘膜が白くならずに赤くなる萎縮性カンジダ症があります。
痛みを感じるこをが少ない偽膜性カンジダ症にくらべ、萎縮性カンジダ症は痛みを感じて、味覚障碍が起こることもあります。
歯科医院を受診すれば、抗真菌薬の塗り薬や内服薬、うがい薬を処方してくれます。出された薬を用いて、しっかり治療しましょう。