口腔ケアチャンネルです。今回は「え!?親知らずが口臭の原因?」というテーマでお話しましょう。
口臭の原因は8割が口のなかに、残の2割が胃腸にあると言われているようです。
口臭の代表的な原因としては、舌の汚れや歯周病、むし歯ですは、この辺は皆さんもよくご存じだと思います。
でも、親知らずと口臭を結びつけて考える人は少ないのではないでしょうか? 実は親知らずも口臭の原因になるんです。
親知らずの周りは歯磨きをしにくいこともあって、食べカスがたまりやすい傾向があります。親知らずの周辺から出血があったりすると、これが食べカスと混ざって、細菌が繁殖し、ガスを発生させるのです。
また、親知らずが動きだすと歯茎にダメージを与えます。ケアをしにくい親知らず周辺の歯茎は出血しやすく、膿もたまりやすいのです。
もちろん、親知らずがむし歯になったときも口臭が発生します。さらに、親知らずの影響で歯みがきがしにくくなっている親知らずの手前の歯もむし歯になりやすいんです。それが口臭の原因になることもありますね。
ケアが難しい親知らずは、奥歯みがきが得意なワンタフトブラシを活用し、殺菌作用のある洗口剤などを併用するといいですよ。