口腔ケアチャンネルです。今回は「えっ!? 歯が足りない?」というテーマでお話しましょう。
皆さん、歯は全部で何本あるか知っていますか? 子供のころの乳歯は20本、大人の歯である永久歯は28本あるんです。
ところが、最近は永久歯の本数が28本にならず、歯が足りないという人が増えてきているようです。
歯が足りないことを歯の先天性欠如といいます。原因は遺伝や薬物による副作用という説もありますが、まだ解明されていません。
データによると、先天性欠如は上顎よりも下顎で発生することが多く、第二小臼歯または側切歯が欠如することが多いようです。
第二小臼歯とはこの歯、側切歯とはこの歯ですね。
ちなみに真ん中の2本は中切歯
その外側に側切歯、犬歯と並びます。
そこから奥が臼歯です。第1小臼歯、第2小臼歯、第1大臼歯、第2大臼歯、そして第3大臼歯です。
口腔ケアで歯の異常を見つけたとき、歯科医師や歯科衛生士に伝えるときに役立ちますから、呼び方を覚えておくといいですよ。