飲み込む力を鍛える、のどの体操
- ナビゲーター:小笠
- 今回は「飲み込む力を鍛える、のどの体操」というテーマでお話します。
- アシスタント:田中
- お願いします。
- ナビゲーター:小笠
- 食事中によくむせる、食後に声がガラガラになる、という人は飲み込む力の弱い人です。こんな人は、飲み込んだつもりでいても、食べ物がのどに残っていて、誤嚥を起こしてしまいがちです。
- アシスタント:田中
- 飲み込む力を鍛えるのに、のどの体操が効果的なんですね?
- ナビゲーター:小笠
- そうです。まずは、のど仏をあげる体操です。上下の歯を軽く噛み合わせて、舌の先を上あごに当てましょう。そこから、息をこらえて、舌全体を上あごに当てるようにして、のど仏を上げます。
- アシスタント:田中
- 結構難しいですね。
- ナビゲーター:小笠
- うまくできない人は、つばを飲み込んでみてください。飲み込んだときはのど仏が上がっているときです。この状態をキープしましょう。3秒間やってみましょう。
では始めましょう。はい、1、2、3。お疲れ様です。次は頭を上げる体操です。田中さん、あお向けになってもらえますか。
- アシスタント:田中
- はい。
- ナビゲーター:小笠
- あお向けの状態で、自分のつま先が見えるように顔を上げます。このときに、肩が一緒に上がらないように気をつけます。この状態を1分間キープして、そのあとに1分間休憩します。これを3セットやるんです。
- アシスタント:田中
- のどの筋肉が鍛えられたような感じになります。
- ナビゲーター:小笠
- どちらも無理のない範囲で、やってみてください。食事中のむせが減ってくると思いますよ。
- アシスタント:田中
- はい、ありがとうございました。