歯周ポケットとは、歯と歯茎の境目にある歯肉溝という溝が、まるでポケットのように深くなってしまったことを指します。 このポケットに細菌がたまって、繁殖することで歯周病になってしまうんです。 では、なぜ歯周ポケットはできてしまうんでしょうか? 歯科医師:土持 口腔ケアチャンネルです。今回は「歯周ポケットができる3つの原因」というテーマでお話しましょう。 歯周ポケットとは、歯と歯茎の境目にある歯肉溝という溝が、まるでポケットのように深くなってしまったことを指します。 このポケットに細菌がたまって、繁殖することで歯周病になってしまうんです。では、なぜ歯周ポケットはできてしまうんでしょうか? 原因のダントツナンバーワンは歯垢です。歯と歯茎の周りに歯垢がついていると、歯茎が腫れてしまい、歯肉溝の隙間が大きくなってしまうんです。 さらに、歯ぎしりも歯周ポケットの原因になります。強い力で歯が揺さぶられることで、歯肉溝が広がってしまい、そこに細菌が侵入することで歯周ポケットができるのです。 実は噛み合わせに合わない被せ物も歯周ポケットの原因になることがあります。噛み合わせに合わない被せ物がある歯にだけ、強い力がかかることで、その部分の歯肉溝に隙間ができてしまうんです。 このようにしてできた歯周ポケットを放置しておくと、歯周病になって、どんどん進行してしまいます。早めにケアをしてくださいね。 前の動画 むし歯菌を減らす4つの方法 次の動画 歯周ポケットは浅いうちに退治する!