入れ歯の保管方法

プラスチック製の入れ歯は、加熱や乾燥に弱く、そのままにしておくと変形やひび割れ、着色の原因となります。

入れ歯の正しい保管方法をご紹介します。

ナビゲーター：小笠: 今回は、「入れ歯の保管方法は？」というテーマでお話ししましょう。
アシスタント：田中: よろしくお願いします。
ナビゲーター：小笠: 入れ歯は、水に入れて保管するのが基本です。湯のみに入れていたという、おじいちゃんの保管方法は、間違ってはいないんです。でも、お孫さんをビックリさせちゃうこともありますから、このような専用の容器に入れておくのがいいですね。
アシスタント：田中: これなら、ふたを開けてビックリ！ということも少なくなりますよね。
ナビゲーター：小笠: たまに、ティッシュペーパーにくるんで保管している方がいますが、入れ歯は乾燥すると変形してしまいます。必ず水に入れて保管しましょう。
アシスタント：田中: ティッシュペーパーにくるんで置くと、ゴミと間違えて捨ててしまうこともありそうですね。
ところで、入れ歯は、寝るときに外すのがいいんですか？
ナビゲーター：小笠: そうですね。入れ歯をしたままでは、気になって眠れないという方は、歯肉や粘膜を休ませるためにも、外して寝るのがいいですね。部分入れ歯の場合は、誤嚥を防ぐことにもなります。
アシスタント：田中: でも、外さない方がいい人もいるんですか？
ナビゲーター：小笠: 入れ歯をしたまま寝るのが習慣になっている人は、そのままでいいと思いますよ。
アシスタント：田中: 寝るときに外すのか外さないのかは、ケースバイケースということですね？
ナビゲーター：小笠: はい。ただし外さずに寝る人も、就寝前に、入れ歯をしっかりと清掃しておくことが重要です。汚れた入れ歯のままでは、眠っているときに、口の中で菌が増殖してしまいますよ。
アシスタント：田中: よくわかりました。ありがとうございます。