口腔ケアチャンネルです。今回は「白い歯を取り戻すホワイトニングって」というテーマでお話しましょう。
元は白かった歯でも、着色汚れなどで黄ばんでしまうことがあります。歯のエナメル質よりも下に色素がしみこんでしまうと、ステイン除去の歯磨き粉を使っても、プロの機材を使って歯のクリーニングを行っても、なかなか白くなりません。
そんなときは、ホワイトニングという方法で、歯の白さを取り戻します。
ホワイトニングとは、薬剤を歯の表面に塗って、歯を漂白する方法です。歯の治療ではありませんから、歯を削ったり麻酔を打ったりすることはありません。
歯の汚れを取り除いたら、ジェル状の薬剤を歯に塗ります。以前は、この薬剤によって知覚過敏になる人もいましたが、最近では成分が工夫されて、こうしたことも少なくなりました。
薬剤を塗り終わったら、ホワイトニングの効果を活性化させる専用のライトで歯を照らします。
こうした処置を3、4回くり返すことで、歯に自然な白さが戻るんです。処置の回数などは、それぞれの歯の状態によって異なりますよ。