今回は、それぞれのお口の状態にあったバイトブロックの作り方をご紹介します。 材料は、100円ショップで購入できますので、とても経済的ですよ。 アシスタント:田中 先生、100円ショップで買えるホースに、使い古した歯ブラシを通して作るバイトブロックですけど、ご利用者さんにお口の状態によって、最適な大きさや硬さがあるんですよね? ナビゲーター:土持 そうですね。100円ショップでも、いろいろな種類のホースが手に入りますから、ご利用者さんのお口の状態に合わせて選ぶのがいいと思いますよ。じゃあ、今回は「それぞれのお口に合ったバイトブロックの作り方」というテーマでお話ししましょう。お口の状態はさまざまですが、今回は代表的な4つのケースを想定してそれぞれに合ったバイトブロック用ホースの選び方を説明しましょう。 アシスタント:田中 はい。 ナビゲーター:土持 この4つのホースは、Aが細くてやわらかいもの、Bが細くて硬いもの、Cが太くてやわらかいもの、Dが太くて硬いものです。口を大きく開けられず、歯が少ない人やグラグラしている人には、細くてやわらかいAのホースでバイトブロックを作りましょう。口を大きく開けられないけど、歯がしっかりと残ってひる人には、細くて硬いBのホースでバイトブロックを作ります。 アシスタント:田中 はい。口を大きく開けられる人には、太いホースでバイトブロックを作るんですね? ナビゲーター:土持 そうですね。歯が少ない人やグラグラしている人には、太くてやわらかいCのホースで、歯がしっかりと残っている人には、太くて硬いDのホースでバイトブロックを作ります。 アシスタント:田中 よくわかりました。ありがとうございました。 前の動画 マヒのある人にオススメの横向き嚥下、どちらに傾ける? 次の動画 片マヒの人でも使える、簡単自作入れ歯洗浄ブラシ