メディカルインタビュー、よい聞き手になるための態度
- 歯科医師:土持
- 口腔ケアチャンネルです。今回は「メディカルインタビュー、よい聞き手になるための態度」というテーマでお話しましょう。
訪問歯科診療、特に初回の訪問時に重要なのが利用者さんの症状や状態をうかがうメディカルインタビューです。
このときの、ほんの不注意による態度で、ご利用者さんやご家族、施設スタッフの方々の信頼を損ねてしまうことがあります。
基本的なことですが、ご利用者さんの話を聞くときに注意しておきたい態度を説明しましょう。
まずは姿勢です。しっかりとイスに腰掛け、ご利用者さんの正面に位置するようにしましょう。もちろん、腕や足を組むような姿勢はダメです。
事前に聞いていたようなことをご利用者さんが繰り返し話しているからといって、「あ、はいはい」などとむやみにうなずくのもいけません。適当にあしらわれていると、ご利用者さんが感じてしまいます。
診療の時間などが気になるときでも、相手が話をしているときに時計を見るのも禁物です。イライラしている雰囲気を感じさせてしまいますからね。
ご利用者さんがスムーズにお口のなかを見せてくれるかどうかも、実はこのような態度が関係していることがあるんです。再確認してみてください。
それでは、また。