口腔ケアの際に、ご利用者さんと雑談することは、実は大切なケアの一部です。 ご利用者さんは「自分の話をちゃんと聞いてくれている」と感じて、信頼関係も増しますよ。 但し、長時間の会話では、注意することがあります。 歯科医師:土持 口腔ケアチャンネルです。今回は「ご利用者さんと話すときの上手な目線の設定法」というテーマでお話しましょう。 口腔ケアの際に、ご利用者さんと雑談することは、実は大切なケアの一部です。 ご利用者さんとの会話では、しっかりと相手の目を見ることが大切です。ご利用者さんは「自分の話をちゃんと聞いてくれている」と感じて、信頼関係も増しますよ。 ただし、長時間「目だけ」を見つめられると落ち着かない気持ちになることもあります。そんなときは、目線の位置をちょっと調整する必要があります。 長めの会話のやりとりのときは上下が「目から鎖骨の下あたりまで」、左右が「肩幅あたりまで」の範囲で目線を移動させるのがよいでしょう。 会話をしながら、口の動きや口腔内の様子などを観察するのもいいですね。 前の動画 口腔ケア初回訪問時の流れ 次の動画 訪問時の身だしなみチェック!