口に現れる薬の副作用で一番わかりやすいのは、抗けいれん薬や高血圧の薬の副作用として知られる歯茎の腫れです。 薬物性歯肉肥大というもので、歯茎の炎症などで腫れるのとは明らかに見た目がちがいます。 こういった場合の口腔ケアのポイントは? 歯科衛生士:酒井 口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。今回は「薬の副作用の症状を緩和する口腔ケアのコツ」というテーマでお話します。 口に現れる薬の副作用で一番わかりやすいのは、抗けいれん薬や高血圧の薬の副作用として知られる歯茎の腫れです。 薬物性歯肉肥大というもので、歯茎の炎症などで腫れるのとは明らかに見た目がちがいます。 初めて見たときはびっくりするかもしれませんが、こういった場合の口腔ケアでは、つらい症状を緩和することがポイントになります。 まずは乾燥すると痛みが激しくなるので、保湿剤などでしっかりと口腔内を潤してあげましょう。 そして、歯茎の腫れが悪化しないように、毛先のやわらかい歯ブラシで歯茎を優しくマッサージするようにブラッシングします。 痛みを感じない範囲で歯茎のマッサージをしてあげるのもいいですよ。 最後はもう一度保湿剤で口腔内を潤して終了です。 前の動画 薬の副作用が口腔内に与える影響 次の動画 感染症の人の口腔ケアの注意点