口腔ケアチャンネルです。今回は「どうなったら歯周病?」というテーマでお話しましょう。
歯周病はよく知られている病気ですが、どうなったら歯周病なのか?は案外知られていないかもしれません。
治療をせずに放置しておくと、最終的に歯が抜けてしまうこともある怖い病気ですが、その始まりはどのような症状なのでしょうか?
歯周病の異変は歯ぐきに現れます。ピンク色の歯ぐきが赤く腫れてきたら歯周病菌が歯ぐきに付着して内部に入り込もうとしているサインです。
こんな状態のときは、歯ブラシやフロスなどの刺激で歯肉から出血することがよくあります。
このような歯ぐきの状態を歯肉炎といいます。歯周病の第一段階が、この歯肉炎なのです。
歯肉の炎症が進行すると歯周病の第二段階、歯周炎、第三段階の歯槽膿漏へと重症化していきます。
歯周病は静かなる病気と言われていて、重症化するまで気づかずにいることもよくあります。気になることがあったら歯科医院で検診してもらいましょう。
歯科医院では歯周ポケットを測ったり、レントゲン写真をとったりして歯周病かどうかを診断してくれますよ。