口腔ケアチャンネルです。今回は「この4つ!歯周病を引き起こす因子」というテーマでお話しします。
中高年の約8割がかかっていると言われるのが歯周病です。ほおっておくと歯が抜けてしまう歯周病は、次の4つの因子によって引き起こされます。
1つ目は細菌因子。歯周病の原因菌は10種類以上あり、大半が歯垢として口のなかに存在します。
2つ目が環境因子です。不完全な口腔ケア、さらに喫煙やストレス、偏った食生活といったことによって、歯周病の原因菌への抵抗力が弱まります。
3つ目が生体因子です。歯周病の発症や進行は、全身の状態と深く関係します。病気や加齢によって歯周病への抵抗力が弱くなるのです。
4つ目が遺伝因子。歯周病自体が遺伝するというよりも、歯周病になりやすい要因が遺伝するとされています。
こういった因子によって歯周病は引き起こされますが、口腔ケアを行うことで、歯周病を予防することができます。歯周病予防にもっとも効果的なのが口腔ケアです。