高齢になると唾液が少なくなる!
「高齢の方の好物は?」という質問に対して、みなさんはどのようなものを思いうかべますか?
きっと、おもち、大福、おまんじゅうといったものが挙がると思います。
でも、おまんじゅうなどは、「口の中がパサパサしちゃって食べるのが大変」っていうご高齢者も多いようです。
実は高齢になると、唾液の分泌量が少なくてってしまいます。
そのために、おまんじゅうのようなものを味わうのが大変になってしまうこともあるのです。
でも、できることなら、好きなものをおいしく食べ続けたいですよね。
じゃあ、そのために、唾液の分泌をよくしましょう!
唾液腺をマッサージすると唾液が出る!
唾液は口のなかにある唾液腺という器官から分泌されています。
その唾液腺を刺激することで、唾液の分泌が活発になるんです!
唾液線マッサージでは、代表的な3箇所の唾液腺を順番にマッサージしていきます。
まずは耳下腺のマッサージです。
親指が耳のうしろにかかるようにして手のひらをほほに当てます。
手のひらが当たるところを回しながら押しましょう。
5回行います。
次は顎下腺から舌下腺にかけてのマッサージです。
耳の下の、顎の骨の内側の柔らかい部分に親指を当て、顎の骨に沿ってゆっくり押します。
ここが顎下腺です。
そして顎の真下、舌の付け根のちょうど裏側あたりにあるのが舌下腺です。
ここには親指を当てて、口の中の舌が持ち上がるくらい、しっかりと押し上げましょう。
これを5回行います。
唾液腺マッサージで唾液腺が刺激されて、唾液もしっかり分泌されるようになります。
すると、お口のなかも潤って好物のおまんじゅうも、パサパサせずに美味しく食べられるはずですよ。
そんな唾液腺マッサージ、ドライマウス予防にもなり、さらには小顔になる効果もあるんです。
みなさんも試してみてください。