どちらも歯と歯の間の汚れを取るものでしょう?
デンタルフロスと歯間ブラシ。もう、すっかりおなじみになりましたよね。
でも、どちらも歯と歯の間の汚れを取るものという認識に止まっている人、多いのではないでしょうか?
デンタルフロスと歯間ブラシ、実はこの2つには結構な違いがあるのです。
一番わかりやすい違いは、その形です。
デンタルフロスは「細い糸」のようなもので、歯間ブラシは細いものもありますが、基本的に「ブラシ」です。
だから、歯と歯のすき間がほとんどない若い人などは、歯間ブラシが入らないという人もいるでしょう。
そんな人には、歯間ブラシではなくデンタルフロスがオススメです。
一方で、歯と歯の間が広くあいているご年配の人は、デンタルフロスよりも歯間ブラシの方が、よりしっかりと汚れを取ることができます。
むし歯予防に効果的なのは? 歯周病予防に効果的なのは?
違いはほかにもあります。
デンタルフロスは「歯と歯の間の汚れ」を取ることが得意です。
そのため、むし歯予防により効果を発揮します。
一方の歯間ブラシは「歯と歯の間」よりも「歯と歯肉の間の汚れ」を取るのが得意です。
そのため、むし歯よりも歯周病予防に、より効果を発揮するのです。
このように、似ているようで結構違うのがデンタルフロスと歯間ブラシです。
上手に使い分けてお口の健康を保ちましょう!